米大統領選 共和党に3人目のトランプ氏への対抗馬 一部の州は予備選とりやめも

 【ワシントン=黒瀬悦成】マーク・サンフォード米前下院議員は8日、FOXニュースの報道番組に出演し、来年の大統領選の共和党候補指名争いに出馬すると表明した。現職のトランプ大統領に対抗して党指名争いに名乗りを上げたのは、ビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事、ジョー・ウォルシュ元下院議員に続き3人目。

 トランプ氏は共和党支持の有権者の間で9割前後の支持率を堅持しており、これらの候補が党指名を得る可能性は現時点で低い。

 また、サンフォード氏の地元である南部サウスカロライナ州の共和党全国支部は7日、党指名を争う予備選挙を実施しないと発表。中西部カンザス州も党員集会を行わないほか、西部アリゾナ州とネバダ州も追随の動きを示すなど、党内手続きを簡略化させてトランプ氏の対抗勢力が台頭するのを封じる動きが加速化している。

 サンフォード氏はサウスカロライナ州選出の下院議員、同州知事を経て、13~19年に再び同州選出の下院議員を務めた。この日の番組では財政赤字の増大を争点として掲げると述べ、「共和党は方向性を見失っている」と訴えた。

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