雨傘運動元リーダーが独外相と面会 中国が抗議

 【シュプレンベルク(ドイツ東部)=宮下日出男】2014年の香港民主化運動「雨傘運動」の元リーダー、黄之鋒氏が11日、訪問先のドイツ・ベルリンで記者会見し、香港で続くデモへの支援を呼びかけた。9日にはドイツのマース外相と面会。中国は反発し、ドイツ政府に抗議した。

 独メディアによると、黄氏は会見で、香港に対する「一国二制度」の形骸化に危機感を示した上、「われわれは決して沈黙しない」と強調。ドイツ政府に対しては、香港治安当局がデモ参加者に使用しかねない装備品の輸出を停止し、人権状況が改善されるまで中国や香港との貿易に関する協議を控えるよう求めた。

 黄氏は9日夜、ベルリンに到着し、続いて開催された独紙主催のイベントに参加。この際、出席したマース氏と面会もした。

 これに対し、駐独中国大使は11日、「(中独)両国関係に悪影響を及ぼすだろう。中国側は対処せねばならない」と記者団に語り、中国外務省が駐中国ドイツ大使を呼び出し、抗議したことを明らかにした。

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