米最高裁、トランプ政権の難民申請の厳格化制度支持の判断

 【ワシントン=黒瀬悦成】米連邦最高裁は11日、トランプ政権が7月に発表した難民申請の要件を厳格化する新制度について、下級審による一時差し止めの仮処分命令を認めない判断を示した。メキシコを経由し米国境に殺到している移民の多くは申請要件を満たすことが極めて困難となり、陸路での移民の流入が激減する可能性が高い。厳格な移民対策を公約に掲げてきたトランプ大統領にとっては、来年の大統領選での再選に向けた好材料となりそうだ。

 トランプ大統領はツイッターで「最高裁の大きな勝利だ」と強調。ホワイトハウスのギドリー副報道官は「米南部国境の危機対応を支え、米国社会をより安全にする」と評価した。

 新制度は、第三国を経由して米国に来る移民が難民申請するには、当該の第三国に先に難民申請して却下されることが前提要件となる。先に人権団体が提訴し、地裁で一時差し止めの仮処分が出て、高裁もこれを支持したが、最高裁が覆した。

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