米海軍の駆逐艦が南シナ海のパラセル諸島で航行の自由作戦

 【ワシントン=黒瀬悦成】米第7艦隊の報道官は13日、米海軍のイージス駆逐艦「ウェイン・E・マイヤー」が同日、中国が実効支配する南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島の付近を通過する「航行の自由」作戦を行ったと発表した。

 同艦は8月28日にも南シナ海のファイアリークロス(永暑)礁とミスチーフ(美済)礁から12カイリ(約22キロ)以内を通過する同様の作戦を実施。相次ぐ航行は、南シナ海での中国の覇権的行動に警告を発する狙いがある。

 パラセル諸島は中国のほか台湾とベトナムもそれぞれ領有権を主張し、外国の艦船に対して付近を航行する際は事前通告を要求している。

 第7艦隊報道官は声明で今回の作戦について、外国の船舶が沿岸国の領海を「無害通航」する際は、中国などが主張するような事前通告を行う必要がないことを行動で示すものだと指摘。その上で、「米国は国際法で許された全ての場所を飛行、航行し、作戦行動を行う」と強調した。

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