トランプ米大統領「油価上昇、大きくない」 サウジ施設攻撃で冷静な受け止め促す

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は16日、記者団に「原油価格は大きく上昇していない」と述べ、サウジアラビアの石油施設への攻撃を受けた相場高騰の可能性に、否定的な見方を示した。「米国には巨大な戦略原油備蓄があり、少し放出することができる」とも話し、市場に冷静な受け止めを促した。

 米エネルギー省のペリー長官は16日、ウィーンでの国際原子力機関(IAEA)の年次総会で「世界経済とエネルギー市場への攻撃だ」と施設破壊を非難。一方で「市場は強靱だ」として、原油相場が近く安定することに期待を示した。

 米商工会議所のドナヒュー会頭は16日の記者会見で「原油価格が少し上昇したが、大統領は原油備蓄を活用して対応する意向を表明した」と指摘。サウジの施設復旧の見通しが「数日内にみえてくる」と話し、動向を注視するとした。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ