サウジ攻撃 イラン南西部からか

 【ワシントン=住井亨介】米CNNテレビなど複数のメディアは17日、サウジアラビア東部の石油施設への攻撃の調査に当たっているサウジと米国の複数の当局者らが、攻撃は巡航ミサイルと無人機を使ってイラク国境に近いイラン南西部から行われたとの見方を示していると伝えた。

 巡航ミサイルと無人機は低空を飛行、ロイター通信に対して当局者は「(攻撃は)当初考えられていたより複雑かつ精密」なものとしている。CNNはミサイルがイラク南部とクウェート上空を通過しており、米国やサウジのレーダー網があるペルシャ湾を避けた可能性があるとし、米公共ラジオNPR(電子版)は米国防総省担当者の話として、攻撃前にイラン国内で待機しているミサイルと無人機を捉えた衛星写真があると伝えた。

 一方、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、エスパー国防長官とダンフォード統合参謀本部議長がトランプ大統領に対し、ミサイル発射基地への空爆やイランの石油施設に損害を与えるサイバー攻撃など対抗措置を提示したと報道。ペンス副大統領は17日、ワシントン市内での講演で「大統領が今後最善の方針を決定する」と述べた。

 米国務省によると、ポンペオ国務長官は19日までの日程でサウジとアラブ首長国連邦(UAE)を訪問し、サウジではムハンマド・ビン・サルマン皇太子と攻撃への対応を協議する。

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