国連総会で事務総長「多国間主義が課題を打開」

 【ニューヨーク=上塚真由】1年間を会期とする第74回国連総会が17日、米ニューヨークの国連本部で開幕した。これに際し、国連のグテレス事務総長は「多国間主義は、現代の課題を打開するのに役立つ」と述べ、多国間主義を体現する国連の存在意義を訴えた。

 グテレス氏はまた「国連は、他の国際機関や地域の機関との協力を深め、民間や市民社会とも緊密に連携しながら、包括的な国際協調の形を作る必要がある」と述べ、外部との連携を強める考えを示した。ナイジェリアのムハンマドバンデ総会議長は就任の演説で地球温暖化に触れ、「悪影響や原因に対処しなければならない」と強調した。

 各国首脳級が集まる来週は、地球温暖化対策が主要議題となる見通し。23日にはグテレス氏が主宰する気候行動サミットが開かれる。各国首脳の一般討論演説は24日から6日間行われ、トランプ米大統領、安倍晋三首相は初日の24日に登壇する予定。イランのロウハニ大統領も国連総会に出席し、米イランの首脳会談が実現するかも注目されている。

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