ゴーン被告、レバノン大統領と面会か 「8日会見」も情報錯綜

 【ベイルート=佐藤貴生】会社法違反(特別背任)などの罪で起訴され、保釈中に日本を出国した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)の弁護士は1日、ゴーン被告が8日にレバノンの首都ベイルートで記者会見を行うと述べた。ロイター通信が伝えた。

 ゴーン被告は昨年12月31日、レバノンに入国したことを明かした声明で、「日本では守られるべき法的義務が著しく無視されている」「司法から逃げたのではない。不正と政治的な迫害を回避したのだ」などと述べていた。

 同被告は来週にもメディアとの面会を始めるとしていたが、被告に近い筋がロイター通信に語ったところでは、ゴーン被告は逃亡の経緯の全容を明かして日本国内の協力者に被害が及ぶのは避けたいと考えており、会見の日取りは確定していないとも述べた。

 欧米メディアの報道によると、ゴーン被告は30日にトルコ経由でレバノンに到着したもよう。被告に近い筋はロイターに、ゴーン被告はその日のうちにレバノンのアウン大統領と面会したと述べた。大統領に対して日本での勾留中の支援に謝意を示し、身の安全が確保されたとして元気な様子だったという。

 ゴーン被告は2018年11月、金融商品取引法違反容疑で逮捕され、会社法違反などでも起訴された。昨年4月、住居制限や海外渡航禁止のほか、妻のキャロルさんとの接触制限などを条件に保釈されていた。

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