新型肺炎で国連事務総長「差別避けること重要」 中国対応は評価

 国連のグテレス事務総長は4日、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大に関し「中国は莫大な国力を動員して対応している」と評価した。一方で「われわれの努力では足りないほど危機の規模は大きく、中国自身も対応に困難があることは認識している」と述べ、感染拡大の防止措置が十分でないことを認めた。

 米ニューヨークの国連本部で記者会見し、「こうした状況では、人種などを理由に無関係な人に(感染者だと)烙印を押す差別に陥りがちだが、それを避けることが非常に重要だ」とも語った。

 グテレス氏は、世界保健機関(WHO)や国連児童基金(ユニセフ)などが「中国を支援しようと非常に活発に取り組んでいる」と強調。「これまでに国連職員の感染者はいないが、必要な役割を損なうことなく、職員を守る」ことも重視していると語った。(共同)

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