新型肺炎、イギリスが中国滞在の国民3万人に退避勧告 在留邦人は12万人超だが…大丈夫なのか?

 中国本土で、新型肺炎の感染拡大が止まらない。中国当局によると、新型肺炎の死者は490人、感染者は2万3000人を超えた(5日朝時点)。英国外務省は4日、中国本土に残っている英国民約3万人に対し、退避するよう勧告した。在留邦人は約12万4000人(外務省HP、2017年)いるが、大丈夫なのか?

 「国民の安全確保が常に最優先事項だ。ウイルスによる危険を最小化するため、英国民に対して可能であれば中国からの退避を勧める」

 ドミニク・ラーブ外相は4日、こうした声明を発表した。これまで英国は「渡航の自粛」を求めていたが、強めた形だ。

 米国も、中国全土への渡航勧告を「渡航中止」に引き上げている。

 これに対し、日本政府は、新型肺炎が発生した湖北省は「渡航中止」を勧告するレベル3で、中国全土は「不要不急の渡航の自粛」を求めるレベル2にしている。

 外国人の日本入国は、入国申請時から14日以内に湖北省に滞在歴のある外国人を「当分の間、入国を拒否」し、湖北省発行の中国旅券所持者も入国を原則禁じている。

 危機管理能力が問われるなか、安倍晋三首相は4日の衆院予算委員会で、「今後、地域が拡大し得ることも含めて弾力的に措置を考えている」といい、対象地域の拡大を示唆した。

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