タイ兵士乱射、死者21人に 「疲れた」金銭トラブルか

 タイ東北部ナコンラチャシマ県で市民に無差別に発砲した後、商業施設に立てこもった兵士と治安当局の間で9日、銃撃戦が起き、警察官が死亡した。保健相によると、死者は計21人となり、負傷者は計33人となった。

 地元メディアによると、兵士は上官との間に金銭トラブルがあった。犯行中にも自身のものとみられるフェイスブックを更新し、「疲れた」などと投稿していた。

 商業施設内に取り残された市民もいることから、鎮圧作戦は難航。当局側は、計画の練り直しを迫られているという。

 兵士はジャカパン・トンマ容疑者。8日午後に上官らを銃撃して殺害後、車で逃走。寺などで市民らに発砲後、商業施設に立てこもっていた。

 タイ政府の報道官によると、プラユット首相は8日、犠牲者らに哀悼の意を表明。当局に、一刻も早く犯人を捕まえるよう指示したという。

 現場は首都バンコクの北東約250キロ。在タイ日本大使館によると、日本人の被害者がいるとの情報は入っていない。(共同)

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