タイ乱射の死者29人に 立てこもりの兵士を射殺

 タイ東北部ナコンラチャシマ県で起きた乱射事件で、地元当局は9日、死者が29人、重軽傷者が58人に上ったと明らかにした。治安当局は商業施設で立てこもりを続けていた陸軍兵士の男(31)を射殺した。

 兵士は軍曹のジャカパン・トンマ容疑者。当局の鎮圧の際に銃撃戦となり、警察官らも死亡した。記者会見したプラユット首相によると、殺害した上官との間に金銭トラブルがあった。犯行中に自身のフェイスブックを更新し「(上官ら)3人は報復のため、残りは自衛のため(殺害した)」と投稿していた。

 同容疑者は8日午後3時(日本時間同5時)ごろに上官らを銃撃して殺害し車で逃走。寺などで市民らに無差別に発砲した後、商業施設で銃を乱射、立てこもった。事件発生から約18時間後の9日午前9時ごろ、地下階で射殺された。地元メディアは犠牲者には男児(9)も含まれていると伝えた。現場は首都バンコクの北東約250キロ。(共同)

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