韓国、新型肺炎で自動車業界に大打撃! 「部品不足で自動車作れない…」技術なき製造業の悲鳴 識者「危機管理の経験浅く、対策できない」

 中国の新型肺炎の影響で、韓国の自動車業界が大打撃を受けている。中国から供給されていた部品が枯渇し、工場の生産ラインが相次いで停止した。組み立てが主体で、中核部品や基礎技術に弱いとされる韓国製造業の悲哀が浮き彫りになった形だ。

 韓国最大手の自動車メーカー、現代(ヒュンダイ)自動車は今月4日以降、韓国国内の工場7カ所を順次稼働中止とし、11日まで乗用車20モデルやトラック、バスなどすべてのモデルを生産できなくなった。同社の工場がすべて停止するのは1997年の通貨危機以来で、異例中の異例だ。

 中国から供給が止まったのは、ワイヤーハーネスと呼ばれる電気機器をつなぐ電線で、自動車の「神経」ともされる。部品が1つでもなければ生産ラインが停止するため、2次、3次下請けも打撃を受けているというわけだ。

 韓国では双竜自動車もワイヤーハーネスの不足で12日に一部工場の稼働を停止、起亜自動車も同部品が底を突く見通しだ。さらにルノーサムスンやタイヤメーカーの錦湖(クムホ)タイヤも休業を明らかにしたと韓国メディアが報じた。

 中央日報によれば、韓国国内の自動車部品業者は約4300社で、自動車業界が1週間、工場を停止すれば、部品産業全体に約1兆4000億ウォン(1300億円)の被害が予想されているという。

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