中国は略奪者と米国務長官 インド洋進出を強くけん制

 アジア歴訪中のポンペオ米国務長官は28日、訪問先のスリランカでの記者会見で、港湾整備への支援などを通じてインド洋の島国で影響力を拡大する中国を「略奪者」と批判した。中国の融資には、返済の滞った国から権益を得る「債務のわな」との批判も上がっており、スリランカ南部ハンバントータ港はその典型例とされている。

 ポンペオ氏は中国への債務を抱えるモルディブも訪れ、ソーリフ大統領らと会談。インド洋に進出する中国へのけん制を強めた。

 スリランカではラジャパクサ大統領らと会談した。ラジャパクサ氏は中国の支援で開発を進めた元大統領の弟で、中国寄りとみられている。政権は今年9月、日本が支援した鉄道事業の中止を決めた。

 在スリランカ中国大使館は今月26日の声明で、ポンペオ氏の訪問は中国とスリランカの関係への妨害だとして、対決姿勢をあらわにした。(共同)

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