トヨタ63%増、ホンダ2・5倍 中国販売がコロナ反動で大幅増

 【北京=三塚聖平】トヨタ自動車は6日、中国市場における3月の新車販売台数が前年同月比63・7%増の16万6600台だったと発表した。ホンダは、前年同月の2・5倍となる15万1218台で、両社ともに3月単月として過去最高の販売台数を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大で急減した前年の反動もあり大幅増が続いている。

 トヨタは12カ月連続、ホンダは9カ月連続でそれぞれ前年実績を上回った。日系メーカーが、市場回復を追い風に販売を拡大させている。今月後半には世界有数の規模を誇る上海国際モーターショーが開かれるため、販売拡大の継続が期待されている。

 トヨタは、主力車「カローラ」や高級車ブランド「レクサス」などが牽引(けんいん)した。ホンダは、スポーツ用多目的車(SUV)「CR-V」が2万台を突破。品ぞろえを充実化させたハイブリッド車(HV)のモデルが好調だった。

 世界的な半導体不足による影響は、両社とも出ていないと説明している。

 日系各社は昨年2月、コロナ禍の直撃を受けて7~8割減を記録。日本による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化を受けて反日デモが起きた2012年当時の下落率を超えていた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ