ノーベル賞

ノーベル賞の湯川博士「どうしても行きたくない」 日記に残した“栄転”拒否の秘めた心情

 昭和24年に日本人で初めてノーベル賞を受賞した物理学者、湯川秀樹・元京都大教授(1907~81年)。生誕110年を迎えた平成29年末、終戦前後に記した未公表の日記の内容が明らかになった。原爆研究にかり出され、激動の時代を苦悩の中で生き抜いた世界的科学者。終戦後しばらくは沈黙を守っていた博士らしく、日記は淡々と記され内面をうかがい知ることは困難だが、唯一ストレートに心情が表れる記載があった。「(東京へは)どうしても行きたくない」。博士の脳裏に去来したものは何だったのか。(池田祥子)[続きを読む]

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