オンキヨー、ホームAV事業売却にオーディオファン落胆 シャープの例引き合いに「案外良い方に転ぶのでは」との期待も

 音響機器メーカーで経営再建中のオンキヨーホームエンターテイメントは30日、中核の家庭向け音響・映像事業の売却に向け、シャープと音響機器メーカーの米ヴォックス社と協議を開始したと発表。ネットでは、「ずっと買ってたんだけど」「最高の音質だったのに」など、往年のオーディオファンの落胆の声が広がっている。

 5月20日までに契約を締結し、6月の株主総会で承認を得る予定。東京証券取引所が指定した期限の3月末までに債務超過を解消できなかったことから、7月末ごろに上場廃止になる見通し。資金繰りは厳しく、売却により事業継続を図る。売却額やブランド名の存続、雇用については今後の協議で詰めるという。他社の自動車やテレビにスピーカーを供給するOEM事業は残る。

 ツイッターでは、「昔、ここのコンポが欲しくて必死にバイトしたなあ」「オンキヨーの音好きでスピーカーずっと買ってたんだけどな。残念」「ヤマハと並び最高の音質であったのに」など、寂しがる往年のオーディオファンの声が相次いでいる。

 「良いスピーカーでゆっくり音楽を聴くという文化がサブスク登場でなくなったからなぁ」「Pioneer、KENWOOD、SANSUI、Victor等々オーディオメーカーは軒並みダメになった」「オーディオ機器産業自体斜陽産業だからしょうがない」など、時代の変化に対応しきれなかった業界全体の衰退を嘆く書き込みも散見される。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ