フレンチの薫り漂うSUV プジョー2008

【CARとれんどリターンズ】

 今やクルマといえば、SUVが一番人気。スポーティーなデザインに広い車内、大きな荷物も積めるとあって、高い人気もうなずける。メーカーも力が入り、小型から大型まで多彩なラインアップを用意する。ただ、街ゆくクルマの多くがSUVとあっては、没個性になりかねない。愛車の存在感にこだわるならプジョーの「2008」がおすすめだ。迫力あるボディーに、エレガントなインテリア。小粋でおしゃれなフランス車に試乗した。

                           (土井繁孝、写真も)

■目を引く3本ライン

 2008は、全長4・3メートル、幅177センチとコンパクトなサイズで、立体駐車場も利用できる。ガソリン車とEVが用意され、グレードは「アリュール」と「GTライン」の2種類。今回はガソリン車のGTラインをお借りした。

 迫力あるフロントグリルは、クラスを超えた存在感を放つ。ヘッドライトはフルLEDで、ライオンの爪痕がモチーフという3本ラインが目を引く。

 ワイルドな外観と違い、インテリアは優雅な雰囲気。センターコンソールにあるトグルスイッチは、高級感があり、ピアノの鍵盤のようだ。電子制御式のシフトレバーは、操作に慣れが必要だが、美しい仕上がりになっている。

 「3Diコックピット」と名付けられたメーターパネルは他にはない特徴あるデザイン。3次元表示機能がウリで、スピードやガソリン残量などの立体的な表示が目新しい。夜のドライブでは、メーターがホログラムのように浮かび上がり、宇宙船にいるような気分にさせてくれる。

 シートはアルカンタラとテップレザーの素材に、ひし形のステッチがアクセントを添える。フランスのデザインは、一つ一つのパーツが個性を強く主張して、エンブレムなどなくてもフレンチの香りが漂う。

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