朝ドラおちょやん 花車当郎&長澤誠、MVP級の活躍に視聴者熱視線「クライマックス引っ張っていって下さい」

 最終回まで残り9話となったNHK連続テレビ小説「おちょやん」で、お笑いコンビ、ドランクドラゴン・塚地武雅と、俳優、生瀬勝久の演技が視聴者から熱い注目を集めている。SNSには「心が救われました」「胸が熱くなった」などの感想が寄せられ、物語がラストスパートをかけるなか、漫才師、花車当郎(塚地)と脚本家、長澤誠(生瀬)が見せる“MVP級”の働きに、視聴者から絶賛の声が集まっている。

 喜劇俳優で劇作家でもある2代目渋谷天外さんの元妻で、松竹新喜劇の女優だった浪花千栄子さんの半生をモデルに、大正から戦後の激動の時代に女優の道をいちずに歩んだ女性の姿をフィクションとして描く同作。主人公の竹井千代役を女優の杉咲花が演じる。

 当郎は、しゃべくり漫才で名をはせる売れっ子漫才師で、初登場は3月31日放送の第83話。戦時中、千代が避難した防空壕で出会い、殺伐とした空気のなか、アドリブで千代と絶妙な掛け合いを披露してその場を爆笑に包み込んだ。

 その後、戦争が終わり、千代は天海一平(成田凌)と離縁。大阪・道頓堀から姿を消し、千代は行方不明になった。

 その1年後、NHK大阪放送局で「お父さんはお人好し」というラジオドラマの企画が立ち上がり、当郎がお父さん役を務めることが決まった。長澤をはじめとしたスタッフたちは、当初、お母さん役に有名女優の箕輪悦子(天海祐希)を起用する方向で話を進めていたが、当郎は、自分の相手役に千代を猛プッシュ。防空壕の中でのやり取りが頭から離れず、どうしても千代と共演したいと訴えた。すると長澤も当郎の熱意に引っ張られ、千代という人間に興味を持ち始める。

 その後、困った同局のスタッフは聞き込みを始め、千代が京都にいるという情報をつかむ。スタッフが早速その家を訪ねるが、千代はかつての苦い思い出が頭をよぎってしまい、「もう芝居の仕事はやらない」とそのオファーを断った。すると、今度は当郎自身が直接出向き、「自分と夫婦になってほしい」と説得。強い思いをぶつけて千代を口説いた。千代はやはりオファーを断るが、自分のなかに「この人としゃべってたら、いろんなこと悩んでんのアホらしくなってくるわ」という思いがよぎった。

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