茨城一家殺傷 高校時代の容疑者、淡々と「人を殺したかった」 元捜査員が人物像明かす

 茨城県境町の住宅での一家4人殺傷事件で、死亡した夫妻に対する殺人容疑で逮捕された岡庭由征(おかにわ・よしゆき)容疑者(26)=埼玉県三郷市=は、16歳だった平成23年、同市内で女子中学生の顔を刃物で切り付けたとして殺人未遂容疑で逮捕された過去を持つ。高校時代の岡庭容疑者と対峙(たいじ)した捜査員は、その人物像にどんな印象を抱き、今回の殺傷事件をどう受け止めているのか。10年前の事件を担当した埼玉県警の元捜査員を訪ねた。

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 「残虐性は10年たっても変わらなかったということだろう」

 取材に応じた元捜査員はこう言葉を切り出した。

 三郷市での事件は23年11月18日に起き、中学3年だった女子生徒=当時(14)=が刃物で切り付けられた。女子生徒はあごや首を切る重傷を負い、手術が遅れれば死亡に至りかねない状況だったという。

 元捜査員らは現場近くの防犯カメラの映像から若い男による犯行と分析した。

 市内での聞き込みで得られた「猫を殺している高校生がいる」との情報から、ほどなくして岡庭容疑者が浮上する。ナイフをちらつかせるなどの行動が問題視され千葉県の私立高校を中退し、同県内の通信制高校に転校した直後だった。

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