大和堆の違法操業警戒、海保巡視船が出港 昨年は107隻に警告

 日本海の好漁場・大和堆周辺で6月からイカの漁期が始まるのを前に、近年活発になっている外国漁船の違法操業に備えるため、各地から新潟市の新潟港に集まった海上保安庁の巡視船が25日、出港した。平成29年以降、この時期に水産庁と連携して警戒態勢を取っており、現場海域に向かったとみられる。

 新潟港には25日午前の時点で、根室海上保安部所属の「くなしり」や敦賀海上保安部所属の「つるが」などの巡視船が停泊していたが、午後には港を離れた。

 大和堆周辺の海では令和元年、北朝鮮のものとみられる船が海保の巡視船に小銃を向けた事案があり、その後、水産庁の漁業取締船と北朝鮮漁船の衝突事故も起きた。

 例年、違法操業の多くが北朝鮮船だったが、昨年の海保の退去警告は0隻に。一方で中国漁船が目立ち、107隻に退去警告した。

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