JR九州がシェアオフィス新幹線導入 車内でオンライン会議 期間限定、追加料金なし

 JR九州は25日、新型コロナウイルス感染拡大によるリモートワークの広がりを受け、列車内でオンライン会議や電話での打ち合わせなどができる「シェアオフィス新幹線」を期間限定で導入すると発表した。出張や通勤の移動時間を有効活用してもらうためのサービスで、追加料金なしで座席を提供する。

 期間は6月14~30日(土日祝日は除く)。対象列車は九州新幹線の「さくら402号」(鹿児島中央正午発、博多午後1時37分着)と「さくら409号」(博多午後4時24分発、鹿児島中央午後5時59分着)で、それぞれ6号車を「リモートワーク推奨車両」にする。2列席のうち窓側18席を使用して、通路側は空席にする。普段は、座席でのスマートフォンなどの通話は控えてもらっているが、同車両では通話は自由。座席には電源を設置し、NTTドコモの無料Wi-Fiも利用できる。

 乗車券と別の車両の指定席特急券を購入し、空席があれば利用できる。同車両の座席指定はできない。

 今後、アンケートなどから需要を判断し、本格的な事業化を検討していく。シェアオフィス新幹線の取り組みは、JR東日本も今年2月に東北新幹線で実証実験を行っている。

 青柳俊彦社長は記者会見で「(博多-鹿児島中央間の)1時間半という短い時間でも打ち合わせなどに使えるのではないか。ビジネスマンの味方になるような機能を提供したい」と述べた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ