阪大新総長に西尾氏再任 澤氏ら破る

 大阪大の西尾章治郎総長(69)の任期満了に伴う次期総長選考会議が25日にあり、西尾氏の再任が決まった。任期は8月26日から令和7年3月末。

 候補者は西尾氏のほか、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った心筋シートの移植手術で知られる医学系研究科寄付講座教授の澤芳樹氏ら3人だった。

 専任教授らを対象にした意向調査では澤氏が346票を集め、西尾氏の得票(263票)を上回った。ただ、続いて実施された選考会議委員による投票で西尾氏が澤氏らを破り、続投を決めた。

 終了後にオンラインの記者会見が開かれ、選考会議の鈴木直議長は結果について「意向調査の内容も踏まえ、各委員が総合点で判断した」と説明。西尾氏は「真(しん)摯(し)に受け止め、今後の経営に生かしていく」と述べ、「新たな社会像を示す人材を育成したい」と意気込んだ。

 西尾氏は岐阜県出身。京都大大学院工学研究科を修了し、大阪大工学部教授や副学長などを経て、平成27年8月から現職。

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