米軍のアフガン撤収、「6~12%完了」と中央軍

 【ワシントン=黒瀬悦成】米中央軍は11日、アフガニスタン駐留米軍の撤収に関し、4月下旬の作業開始から10日までに全体の6~12%が完了したと発表した。米軍のC17輸送機104機分の物資約1800個以上をアフガン国外に搬出したとしている。

 バイデン大統領は、米中枢同時テロから20年となる9月11日までに全ての米軍将兵を完全撤収させると表明。ただ、撤収が急ピッチで進む見通しであることから、米独立記念日の7月4日までに撤収が完了するとの見方も出ている。

 駐留米軍の規模は、撤収開始の時点で約2500人。アフガン政府と対立するイスラム原理主義勢力タリバンは、米軍の撤収開始を受けて首都カブールを含む各地で攻勢を強めており、今後、米軍将兵の撤収が本格化するのに比例して治安が一層悪化するとの懸念が強まっている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ